水のコラム
DIYでトイレを節水する方法
2021年04月29日
トイレのメンテナンス

目次
沖縄で家計を節約する方法
沖縄は観光業やサービス業がメインで全国的にみて年収が少ない地域の一つです。一方で観光地やリゾート地として、都市部では物価が高く、近年の移住ブームなどの影響もあり、家賃も高い傾向にあります。収入の範囲で無理なく生活をしていくためにも、水道光熱費を節約したいご家庭は多いのではないでしょうか。そこで、トイレの水道代をどうにかカットできないか、低コストでできるDIYによる節水法について考察していきましょう。DIYでトイレを節水したいなら
キッチンや洗面所であれば、給水管の止水栓を調整すれば、最小限の水で洗い物や歯磨きができ、水道代の節約につながります。これに対して、トイレは単純にはいきません。給水管の止水栓を閉めても、タンクへの給水スピードがのろくなるだけで、タンクから流れ出る水の量は変わらないからです。水を流せば、水量を減らしたところで、タンクが満タンになるまで給水されるので、使用量は変わりません。では、どうしたらいいのでしょうか。
ペットボトルはNG?
止水栓を閉めて水量を減らしても使用する水の量が変わらないため、タンク式のトイレをDIYで節水をするには、タンクから出ていく水の量を減らすか、タンク内に貯まる給水量を減らすことが必要となります。タンク内に貯まる給水量を減らす方法の一つが、タンク内に水が入ったペットボトルを沈める方法です。タンクにあらかじめ一定量の水が入った状態を作り出すことで、給水量をカットするものです。ペットボトルは100円、200円で買える水などの空きボトルを使えばいいので、低コストで、誰でも気軽にDIYができます。巷でも人気の方法ですが、ペットボトルを利用する方法はおすすめできません。なぜなら、タンク内でもみくちゃにされて、ペットボトルが粉々に壊れるなどし、プラスチック片が排水されてトイレのつまりの原因になり、排水口に引っかかり、水が流れっぱなしになるトラブルが起きやすいためです。
沖縄の海はきれいですが、それでも、海に捨てられたペットボトルがボロボロになっているのを見たことがあるかもしれません。波に揉まれてボロボロになるのと同様、タンク内の水の出し入れの中でボロボロになる恐れがあります。タンクやトイレに異常が生じれば、かえってトイレの修理代がかさみ、水道代の節約を超える出費につながってしまいます。
高品質な節水リングを選びたい
節水リングはホームセンターやオンラインショップで購入が可能で、ワンコイン程度の安価な商品も少なくありません。節水リングはタンクから出ていく水の量を減らし、かつ、タンク内に注がれる給水量を減らせる方法です。タンク内の下部にはフロートバルブと呼ばれる排水弁があります。トイレのレバーが引かれると、排水弁が開いて水が流れ、タンクに水がなくなることで給水される仕組みです。排水弁にリングを取り付けることで、リングの重みで排水弁が早期に閉じることが期待できます。これにより、タンクから出ていく水の量を減らすことができ、給水される水の量も減らせるというわけです。
中にはタンク内の水が6割ほど出たところで排水弁が閉まり、給水を4割カットできるリングもあります。もっとも、低価格のリングの中にはメッキ製など品質が悪い物もあるため注意しましょう。タンク内でサビてタンクや部品を傷つけ、変質して排水弁の間に挟まり、水が止まらなくなるトラブルが実際に生じています。水でサビにくいオールステンレス製など、信頼性の高いメーカーの高品質なリングを選ぶようにしましょう。
効果の出過ぎに気を付けたい水洗トイレ節水器ロスカット
水洗トイレ節水器ロスカットというグッズは、DIYでトイレの水を節約したい方をはじめ、ホテルや商業施設、飲食店などプロも活用している信頼度の高いアイテムです。排水弁に取り付けて流れ出る水の量を減少させ、給水量をカットできます。メーカーのガイドによれば、4人家族で年間あたり、54㎥の節水ができ、東京都の水道代で比較した場合、年間で20,754円の節約が可能です。高い節水効果が期待できますが、トイレの性能や排水管の長さ、使用頻度などに応じた調整ができないと、思わぬトラブルが生じるので注意しましょう。節水した少ない水で流せたように見えても、排水管の途中で汚物やトイレットペーパーなどがつまってしまう恐れもあります。流れ残った汚物が少しずつ堆積し、ある日、突然としてつまってトイレが使えなくなる恐れもあるため、節水のし過ぎに気を付けましょう。
トイレの節水対策によるトラブルでお困りなら
おきなわ水道職人は那覇市、うるま市、沖縄市、宜野湾市など沖縄本土で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレの節水対策のし過ぎによるつまりをはじめ、浴室や洗面所、キッチンでの水漏れやつまりでお困りの際には、ぜひ気軽におきなわ水道職人にお問い合わせください。監修者

主任
和田 大輝
《略歴》
水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。
保有資格:給水装置主任技術者
沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」
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