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水のコラム

水道の蛇口が折れた場合の応急処置の方法を解説

2025年05月22日 水道のトラブル

 

水道の蛇口が突然折れてしまい、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水道が使用できないと生活に大きな支障をきたしてしまうだけでなく、水漏れを引き起こす可能性もありますから、迅速に対処したいですよね。

そこで本記事では、水道の蛇口が折れた場合の応急処置の方法と蛇口を交換する際のポイントを解説します。
緊急事態にも慌てず対処したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

水道の蛇口が折れた場合の応急処置

蛇口が折れた場合の応急処置の手順は、キッチンや洗面台など場所が違ったとしても、基本的に同じです。

以下に具体的な手順を解説します。

止水栓を閉める

応急処置として最優先すべきは、“止水栓を閉める”ことです。
水を止めることで今後の作業がスムーズに進められるだけでなく、水漏れによる浸水被害を防止する役割もあります。

止水栓の設置場所としては、キッチンや洗面台の下にある収納スペースが一般的です。
止水栓が見つかったら、そのタイプごとに閉め方が異なるので以下で方法を確認しておきましょう。

タイプごとの止水栓の閉め方
止水栓タイプ ハンドルタイプ ネジ式タイプ 混合水栓(右側:給水 左側:給湯)
閉め方 ハンドルを手動で右に回す 先端のネジをマイナスドライバーで回す 両方閉める

ご自宅の止水栓のタイプ、そしてその閉め方は確認できたでしょうか。
慌てずに、まずは確実に水を止めることが重要です。

水道の元栓を閉める

止水栓の場所が特定できない場合や、固まっていて回せない場合は水道の元栓を閉めて対処します。

止水栓は該当箇所の給水のみを一時的に遮断するものですが、元栓は閉めると家全体の給水を止めることになるため、ほかの設備で水が使用できないことに注意が必要です。

元栓は戸建ての場合、玄関外の地面(道路側)に設置されていることが多く、“止水栓”“量水器”“メーター”などの表示のあるプラスチック製や金属製の蓋の中に収納されています。
マンションなどの集合住宅では、玄関横のPS(パイプシャフト)内に設置されていることが一般的です。

建物によっては設置場所が特殊なケースもありますので、どうしても見つからない場合は管理会社か大家に確認してみましょう。

賃貸の場合は管理会社か大家に連絡する

賃貸物件にお住まいの方は、止水栓や元栓を閉めて一通りの応急処置が済んだら、蛇口が折れてしまったことをすぐに管理会社か大家にご連絡ください。
なぜなら、建物に付帯する水道設備は大家の所有物であり、自己判断で交換や修理を行うと後々トラブルになる可能性があるからです。
すぐに直したい気持ちになるかもしれませんが、管理会社や大家に確認を取らずに自ら対応して不具合が起きてしまうと、実費での原状回復を求められることもあります。

 

また、自己判断で手配した水道修理業者の費用が相場と比べてあまりにも高額だった場合は、大家が費用の全額負担を拒否することも考えられます。

賃貸契約書などの書類にトラブル時の内容が明記されていない場合は、管理会社か大家へ必ず連絡を取りたいところです。

水道の蛇口が折れる原因と対処法

水道の蛇口が折れる原因としては、部品の劣化が挙げられます。
蛇口は使用頻度が高いため、部品は徐々に摩耗します。
特にスパウトやレバー、また蛇口の根元部分は大きく負荷がかかるため、時間が経つにつれて折れる可能性が高くなるのです。

ここでは、部品ごとに劣化が見られた場合の対処法を解説します。

スパウト部分

蛇口本体から伸びているパイプのことを、“スパウト”とよびます。

スパウトは蛇口本体とナットで固定されているだけなので、ご自身でも簡単に取り替えが可能です。
新しいものは、ホームセンターやネットショップなどでも購入することができますが、ご自宅の蛇口の口径に適した製品を選ぶよう注意が必要です。

レバー部分

レバー部分は単体の場合と、蛇口本体と一体になっている場合があり、対処法がそれぞれ異なります。

レバー部分が単体の場合は交換が可能ですが、本体と一体になっているものはレバーのみを交換できないため、蛇口本体の交換が必要です。
また、単体での取り替えが可能な場合でも、異なるメーカーや品番のものではうまく取り付けられないこともありますので、現状と同じものを購入しましょう。
メーカーや品番は、本体に付いているシールや取扱説明書で調べることができます。

蛇口の根元

蛇口本体と給水管をつなぐ根元部分から折れてしまった場合、蛇口本体の交換が必要です。

具体的な交換方法は、以下で種類別に詳しく解説していますので、ご確認ください。

水道 の蛇口を交換する際の事前準備

蛇口を交換する前には、蛇口の種類や口径サイズを確認し、作業に必要な道具を用意する必要があります。

蛇口の種類については次章で詳しく説明するので、まずは蛇口の口径サイズの測り方をご紹介します。
蛇口の口径は、蛇口と壁の接続部分(パイプ)を定規などで測れば簡単に確認可能です。
また、メーカーと品番が特定できていれば、ネットで調べることもできます。

次に、作業に必要な以下の道具を用意してください。

蛇口を交換する際に必要な道具

  • モンキーレンチ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 六角レンチ
  • バケツ
  • 雑巾
  • シールテープ
  • カッター
  • 軍手
  • ウォーターポンププライヤー
  • タオル

基本的には上記の道具を用意すれば作業はできますが、場合によっては専用の部品や工具が追加で必要になるケースも考えられます。
「自分で道具を用意するのが面倒……」という方は水道修理業者に依頼することをおすすめします。

水道の 蛇口の種類

水道の蛇口は主に、“壁付きタイプ”と“台付きタイプ”の2種類の設置タイプに分かれます。
設置タイプによって交換方法が異なりますので、ご自宅の蛇口がどのタイプであるか確認し、正しい方法で交換作業を行いましょう。

以下で2種類の設置タイプを詳しく解説しますので、実際にご自宅の蛇口を確認しながら判別してみてください。

壁付き タイプ

壁付きタイプとは、壁の中の給水管に蛇口が接続された構造のものをいいます。
その名の通り、壁に蛇口が設置されており、給水管と給湯管の穴の距離が同じ幅であれば、異なるメーカーの蛇口であっても交換することが可能です。

台付きタイプ

台付きタイプとは、取り付ける天板に穴が空いており、その上に蛇口が設置された構造のものをいいます。
天板の穴の数によってさらに2種類に分けられ、穴が1つの場合は“ワンホールタイプ”、2つの場合は“ツーホールタイプ”とよばれます。

台付きタイプも同様に、取り付ける穴のサイズさえ合えば他メーカーの製品でも交換が可能です。
なお、ワンホールタイプからツーホールタイプへの交換はできません。

蛇口の種類別の 交換方法

ご自宅の蛇口の種類は確認できましたでしょうか。

次に、それぞれの交換方法を詳しく解説していきますので、ご自身で蛇口を交換する場合は以下の手順を参考にしてください。

壁付きタイプの場合

壁付きタイプの蛇口は、主に浴室や洗濯機置き場に使用されており、交換の難易度はそれほど高くありません。

以下では一般的な壁付きタイプの交換方法をご紹介します。

壁付きタイプの交換方法

  • 止水栓(もしくは水道の元栓)を閉める
  • モンキーレンチでクランク(給水管と蛇口本体の接続部品)のナットを緩め、古い蛇口を取り外す
  • モンキーレンチで、クランクを反時計回りに回して取り外す
  • 水漏れ防止のために取り付け穴や配管周りを掃除する
  • 取り替え用の蛇口のクランクに、ネジ方向とは逆にシールテープを5~10回ほど巻き付ける
  • シールテープを巻いたクランクを壁の中の給水管に取り付ける
  • 蛇口本体をクランクに差し込み、本体後部のナットを時計回りに回して固定する
  • 止水栓(もしくは水道の元栓)を開ける
  • 水やお湯を出して水漏れがないか確認する

シールテープは蛇口のクランク部分からの水漏れを防ぐ役割があるため、テープをしっかりと引っ張りながら巻き付けましょう。
シールテープを巻いたあとは、指で馴染ませてからモンキーレンチで閉めて固定してください。

なお、上記で説明したのは、あくまで一般的なタイプの交換手順です。
製品が古い場合や、配管が劣化している場合には、より専門的な知識が必要になる可能性があります。

台付きタイプの場合

台付きタイプは主にキッチンや洗面台に使用されていることが多い傾向にあります。
取り付け穴の数や大きさ、また長さなど、確認すべき項目が多いため、製品を選ぶ際は注意が必要です。

台付きタイプの蛇口の交換方法を、以下にまとめました。

台付きタイプの交換方法

  • 止水栓(もしくは水道の元栓)を閉める
  • 古い蛇口の根元にあるナットをモンキーレンチで外す
  • 古い蛇口本体を取り外す
  • 水漏れ防止のために取り付け穴や配管周りのサビや汚れなどを除去する
  • 取り替え用の蛇口を差し込み、六角レンチで蛇口本体と台座を固定する
  • 蛇口と給水ホースをつなぎ、ナットで固定する
  • 止水栓(もしくは水道の元栓)を開ける
  • 水やお湯を出して水漏れがないか確認する

台付きタイプの蛇口の交換では、配管への接続が必要なため、蛇口本体や配管の状態によっては交換の難易度は高くなります。
少しでも作業に不安がある場合は、経験と知識が豊富な水道修理業者に依頼することをおすすめします。

自力で の対処が難しい場合は水道修理業者に依頼する

これまで蛇口が折れた場合の交換方法を、部品とタイプ別にご紹介してきました。
自力での対処が難しいと感じた場合は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。

もちろん自力で対処ができれば費用の削減につながるものの、そもそも部品や道具が手元になければ、費用をかけて用意しなければなりません。

また、製品選びを誤ったり、修理を失敗したりして水漏れを引き起こし、業者に結局依頼せざるを得ない状況になることも十分に考えられます。
そうなると、費用だけでなく貴重な時間と労力を無駄にしてしまうことになりかねません。

水道は生活になくてはならない設備ですので、安心して使用しつづけるために少しでも不安がある場合は、業者に依頼しましょう。

蛇口の交換を依頼する水道修理業者の選び方

水道の蛇口に問題が起こった場合、水道修理業者に対応してもらうことで速やかに解決できるだけでなく、原因が明確になるので再発の防止にもつながります。
そこで、いざ依頼しようとインターネットで調べてみると、多くの業者が出てきて依頼先に迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以下では、ご自身に適した業者の選び方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

希望する商品を取り扱って いる

はじめに確認すべきポイントは、検討している水道修理業者がご自宅の蛇口に対応した希望する商品を取り扱っているかどうかです。
そもそも取り付けを希望する商品がない場合、取り寄せの時間や追加費用が発生する可能性があります。

対応しているメーカーがどのくらいあるのか、事前に業者のホームページや電話などで確認してみるとよいでしょう。
希望する商品のメーカーや品番が特定できていれば、業者に直接確認しておくとスムーズです。

水道局指定工事店の認可を受けている

信頼できる水道修理業者なのかという点については、水道局指定工事店の認可を受けているかどうかで判断することができます。

水道局指定工事店とは、法令に定められた基準で適切に施工が可能であると各地域の水道局から認可を受けた業者のことです。
認可を受けた業者には、その証明として指定番号が割り振られています。
この認可は施工不良や対応方法に問題があると取り消しを受けるため、業者側としても適切な対応を取らなければなりません。

実際に水道局が水道修理工事を依頼する際の指針として推奨しており、信頼度が高いことがうかがえるでしょう。
認可を受けているかどうかは、業者のホームページや各地域の水道局ホームページで確認できます。

見積もり価格に妥当性がある

見積もりの価格に妥当性があるかも、水道修理業者選びの重要なポイントです。

そもそも見積もりの作成がなく、工事内容の説明がない場合は、作業後に法外な金額を請求してくる悪徳業者である可能性が高いため注意が必要です。
こうした悪徳業者でない限り、基本的に無料で見積もりを依頼できます。

見積もりを取得したら、まず具体的な作業内容とそれぞれの費用の内訳が明記されているか確認してみてください。
内訳の記載がない場合、あとから追加費用を請求してくる悪質な業者もいるため、作業に入る前に製品の価格や作業内容を明確にしておきましょう。

修理実績や評判が良好である

実際に利用した方の口コミが良好であり、修理実績の情報が多いほど、安心して依頼できるか否かの判断基準になります。

検討している水道修理業者がある場合、ホームページはもちろん、会社名で評判や口コミを検索してみるなど、客観的な情報を調べてみるとよいでしょう。
悪徳業者の場合は、悪い評判や口コミが多くみられるため、容易に判別がつきます。

ただし、ネット上の情報はネガティブな書き込みも多いため、すべての内容を鵜呑みにはせず、具体的な内容で書かれているものを参考にしてみてください。

蛇口を交換する際の費用の相場

見積もりが取得できたら、実際の費用と相場を比較して問題がないか気になりますよね。
蛇口の種類や業者によって違いはあるものの、目安を把握しておくことが重要です。

一般的な費用の相場は、以下の通りです。

蛇口を交換する際の費用の相場

施工費用 5,000~20,000円+蛇口本体代
出張費用 2,000~5,000円

業者によってはキャンペーンなどを実施しており、特別割引が適用されることもあるので、お得な情報がないか各社調べてみることをおすすめします。

蛇口交換ならおきなわ水道職人にお任せください

今回は、水道の蛇口が折れた場合の応急処置の方法をご紹介しました。

水道は生活に必要不可欠な設備であり、放置すれば水が使用できないだけでなく、水漏れなどのリスクもあるため、すぐに対処することが重要です。
折れた部品によっては自力で対処できるものもありますが、普段から設備の修理や交換作業に慣れていない方は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。

沖縄県で蛇口のトラブルにお困りの方は、おきなわ水道職人にお任せください。
沖縄本島全域の依頼に対応しており、365日24時間お問い合わせを受け付けております。

監修者

監修者の写真

主任

和田 大輝

《略歴》

水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。

保有資格:給水装置主任技術者

沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」

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