水のコラム
【修理、交換、DIYなど】トイレのタンクから水漏れしたらどうする?
2021年02月24日
トイレのトラブル

トイレの水漏れはなぜ起こるのかトイレの水漏れと一口に言っても、さまざまなケースがあります。たとえば、床に水が漏れてしまうだけではなく、便器内やタンク内でずっと水が流れ続けてしまう場合も水漏れと言います。
では、なぜこういった水漏れが起こるかというと、そのほとんどが老朽化によるものです。今回は、主にタンク内での水漏れの場合にどう対処すべきか、【修理・交換・DIY(自力で対処する)】などの観点からご紹介いたします。
どんな修理をしていくらかかるのか?
タンク内の一部分が老朽化した場合、ボールタップなどのパーツのみの交換で済むこともあります。ボールタップとは、給水管からタンクへの給水量を調節する浮き玉のことで、その老朽化により、便器へ少量の水が止まらなくなる水漏れが発生します。また、水が溢れることを防ぐオーバーフロー管に亀裂が入っている場合や、タンク内の排水弁の蓋となっているフロートバブルの故障による場合もあります。こういったパーツ部分を交換するだけで修理が完了となることもありますが、特にオーバーフロー管の老朽化の場合は、メーカーや種類によってはタンクごとの交換となることもあります。
そうなると、思っていた以上に大がかりな修理内容となることもあるので、事前の見積もりはしっかりと確認しておきましょう。そのほか、レバーハンドルや排水管のパッキンが老朽化している場合は、パッキンそのものの交換が必要になります。
タンクの耐水年数は、目安として7~10年ほどのため、それ以上使用している場合は修理対応ができず、本体交換を検討する必要もあることを覚えておくとよいでしょう。近年増えているタンクレスのトイレで起きる水漏れの場合は、最悪のケースだと排水管の破裂が起因の可能性もあります。タンクレストイレは、構造上、ほとんど自力での対処はできないので、何にせよ早めに業者へ相談することをおすすめします。
修理費用も業者によって異なりますが、基本料金+作業料金となる場合や、ほかにもオプション料金を請求されることもあるので、依頼する際にはしっかり事前に確認しておくことが重要です。弊社は、作業料金+出張料金+材料代で対応しています。作業料金は安くて1000円~、タンクのレバー交換では6000円~と振り幅が大きく、事前の見積もりをせずに申し込みをすると思っていたより高額になってしまう場合もあるので、お気をつけください。
DIYではどこまで対処できるのか?
水漏れに気づいた際、真っ先に自力で行ってほしいことは、止水栓を閉めることです。そうすることによって、トイレ全体の水を一時的に止めることができ、無駄な水を出すことや水漏れによる被害の拡大を防げます。トイレの止水栓は、一般的に壁や床に設置されており、形によりますが、手回しかマイナスドライバーなどで時計回りにまわすことで閉められます。(タンクレストイレの場合は、便器の内側に設置されていることもあり、自力で対処できるかも含めて説明書などで確認が必要です。)
また、前述のボールタップがタンク内でズレてしまった、などの場合であれば、タンクの蓋を開けて自力で直せます。このボールタップが水に沈んでしまっているのであれば、再度水面へ持ち上げて水位がおかしくなっているのであれば、ボールタップについている水位調節リングをまわしてみることで改善に至ることもあるでしょう。
ちなみに、タンクレストイレの場合は、各パーツが常に水に浸かっているわけではないので老朽化が遅く、水漏れが起こるリスクは通常のトイレより低いです。しかし、さまざまな理由でトラブルは起きるので、「タンクレストイレなので安心」という考えは持たないようにしましょう。
トイレは誰もが毎日使う、快適な生活を営む上で欠かせない場所です。ゆえに故障してしまうと、生活に大きな支障をきたすだけでなく健康を害することにもつながるので、次に紹介するメンテナンスなどを活用してみてください。普段からできる水漏れ防止対策についてこのように、常に水に浸かっている部分がほとんどのため、タンク内のパーツの老朽化は進みやすいと考えた方がよいかもしれません。
しかし、止水栓を閉じた上で、ホームセンターで購入したパーツを交換するなど、自力で行えることがメンテナンスとなり、事前の水漏れ防止対策となります。日ごろから気にかけておくだけでも、古くなってきたトイレを大切に使用できることにつながるでしょう。また、無理にDIYをして状況が悪化してしまう場合もあるので、心配な方は気軽に相談してみることをおすすめします。
おきなわ水道職人は、那覇市、浦添市、うるま市など沖縄本島全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。
トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽におきなわ水道職人にお問い合わせください。
監修者

主任
和田 大輝
《略歴》
水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。
保有資格:給水装置主任技術者
沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」
【対応エリア】
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