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水のコラム

嘔吐トラブルでトイレが詰まる?家庭でできる対策と注意点【水道職人:プロ】

2025年04月03日 トイレのつまり


突然の吐き気に我慢できない…そんな場面、意外と誰にでも起こり得るものですよね。
飲みすぎてしまった夜や、風邪や感染症による体調不良、子どもの急な嘔吐など理由はさまざまですが、とっさの駆け込み先としてトイレを選ぶ方は多いんじゃないでしょうか。

ただ、嘔吐物をそのままトイレに流してしまうと、「詰まり」や「悪臭」など、思わぬトラブルにつながることがあります。

この記事では、トイレでの嘔吐による詰まりや衛生面のリスク、そして家庭でできる適切な対処法についてわかりやすくご紹介します。
掃除のポイントや注意点を知っておくことで、いざというときにも落ち着いて対応できますよ。

 

嘔吐によるトイレのトラブル




嘔吐物は基本的に水に溶けにくく、排水設備にとっては思わぬ負担になります。

たとえ一度きりの使用であっても、トイレの構造や状態によっては詰まりや悪臭の原因となることも。

 

詰まりやすいタイプの嘔吐物とは


嘔吐物の種類によっては、トイレの排水機能に大きな負担をかけてしまうことがあります。

特に注意が必要なのは、食後すぐの嘔吐や油分が多いもの、粘度の高い液体などが混ざった嘔吐物です。
こうしたものは水に溶けにくく、排水の流れを妨げやすいんです。

また、掃除の際に大量のトイレットペーパーやキッチンペーパーを一緒に流してしまうと、それも詰まりの原因になりがち。
一度の嘔吐では問題なくても、同じようなことが頻繁にあると、少しずつ蓄積していき、ある日突然トイレが詰まる…なんてケースもよくあります。

「なんとなく大丈夫そうだから」とそのまま流してしまわず、できるだけ便器に流さず処分することが、トラブルを防ぐ上でとても大切です。

 

一見キレイでも臭いが残る理由


嘔吐後、見た目にはキレイに掃除ができたように見えても、時間が経ってからなんとなく嫌なニオイが残っている…なんてことはありませんか?
嘔吐後のニオイの原因は、目に見えないところに潜んでいることが多いため注意したいところです。

たとえば、便器と床のすき間、ウォシュレットのノズル周辺、床や壁の継ぎ目などは、意外と汚れが残りやすく、そこから悪臭が発生してしまうことがあります。
特にお酒に酔った状態での嘔吐の場合、気づかない内に周囲に飛散してしまっている、なんてことも十分考えられるでしょう。

しっかり掃除をしたつもりでも、「臭いがとれない」と感じるのは、こうした見落としやすい箇所に原因があるからかもしれません。
気になるときは、消臭スプレーや換気に加えて、除菌用の拭き取りペーパーなどを使って徹底的に清掃してみることをおすすめします。

 

見えない配管トラブルにも注意


嘔吐が原因でトイレが詰まるというと、便器の中だけに注目しがちですが、実際には排水管の奥で問題が起きていることも少なくありません。
とくに嘔吐物が固形で水に溶けにくい場合、排水管の途中に引っかかってしまって、徐々に他の汚れや異物がたまって詰まりを引き起こすリスクがあります。

また、配管内に汚れが残っていると、詰まりだけでなく悪臭やカビの原因にもなってしまう可能性もあります。
目に見えない場所だけに、気付いたときにはすでに水があふれていたり、トイレの流れが極端に悪くなっていたりするケースも。

配管トラブルに関しては、無理に自分で対処しようとすると状態を悪化させてしまうこともあるため、早めに専門の業者に相談することをおすすめします。

 

トイレで嘔吐してしまう主な原因




トイレでの嘔吐というと、つい「飲みすぎたときの話」と思われがちですが、実は原因や背景は人それぞれ。
体調不良や感染症、お子さんの急な体調の変化など、日常生活の中でも意外と身近な場面で起こるものです。

 

飲み過ぎ・アルハラによる嘔吐


歓送迎会や飲み会の場では、ついつい飲みすぎてしまうことがありますよね。
特に春のシーズンはお酒の席が増える時期でもあり、「断れずに飲んでしまった…」というケースも少なくありません。

最近では「アルハラ(アルコールハラスメント)」という言葉も広まっており、飲酒の強要が社会問題として取り上げられることもあります。

こうした状況で、意識がもうろうとしていたり、判断が鈍っていると、掃除や対処が不十分なまま放置されることもあるため、衛生面や排水トラブルのリスクも高まります。

飲む方も飲ませる方も、お互いに節度を持って楽しむことを心掛けたいものですね。

 

感染症・体調不良による嘔吐


嘔吐は、飲みすぎだけが原因ではありません。
ノロウイルスやインフルエンザなど、感染症による体調不良が原因で突然嘔吐するケースも多く見られます。

特にノロウイルスは感染力が非常に強く、家庭内での二次感染を防ぐためにも、正しい処理と衛生管理が求められます。

 

子どもの嘔吐など日常のケース


小さなお子さんがいるご家庭では、突然の嘔吐に慌てた経験がある方も多いのではないでしょうか。
遊び疲れや食べすぎ、乗り物酔い、さらにはちょっとした風邪など、子どもの体は大人よりもデリケートで、急な体調の変化が起こりやすいものです。

子どもの嘔吐は頻度も高く、繰り返すことで排水管に負担をかけてしまう点には注意したいところです。

 

嘔吐後のトイレ掃除で気をつけたいこと




嘔吐した後のトイレ掃除は、ただキレイにするだけでは不十分です。
衛生面でのリスクや、見えない場所に残る汚れへの対処など、意外と見落としがちなポイントが多くあります。

ここでは、嘔吐物を処理する際の注意点や、掃除に役立つアイテムや方法についてご紹介します。

 

ウィルス感染などの二次被害にも注意


嘔吐後、見た目はきれいに拭き取ったつもりでも、実は目に見えない汚れや細菌・ウイルスがトイレ内に残っていることがあります。
特にノロウイルスやロタウイルスなどの感染症による嘔吐の場合、微細な飛沫が床や壁、便座の裏など、想像以上に広範囲に飛び散っていることもあるんです。

アルコール除菌では不十分な場合もあるため、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤を薄めたもの)などを使って、しっかりと消毒するのが理想的です。

また、掃除の際はマスクと使い捨て手袋などを着用し、処理後はできるだけすぐに手洗い、うがいを行うなど、二次感染の予防にも気を配りましょう。

 

便器や配管に負担をかけない掃除のコツ


嘔吐物の処理は、衛生面だけでなくトイレの設備への負担にも配慮が必要です。
とくに水に溶けにくい固形物や大量のペーパーを一緒に流してしまうと、便器の奥や排水管で詰まりを引き起こす原因になります。

処理の際は、まず嘔吐物をトイレットペーパーやキッチンペーパーなどでやさしく取り除き、ビニール袋に密閉してゴミとして処分するのがベストです。
気分的には良いものではありませんが、いきなり水で流そうとせず、残った汚れをトイレットペーパーで拭き取ってから、少しずつ水を流すようにすると安心です。

また、強い塩素系の洗剤や熱湯を使うと、陶器や配管にダメージを与えてしまうこともあるので要注意。
消毒は成分濃度や使用方法をしっかり守って行うことが大切です。

焦って片付けようとすると、かえってトイレの設備を傷めてしまうこともありますので、落ち着いて丁寧に対応することで、余計なトラブルを防ぎましょう。

 

トイレのトラブル、不安ならプロに相談を




トイレでの嘔吐による詰まりやニオイは、ちょっとしたことが原因でも深刻なトラブルにつながることがあります。
とくに見えない部分での配管詰まりや、水の流れの異常は、自力での対応が難しいケースがほとんどです。

「掃除してもニオイが取れない」「流れが悪くなった気がする」といった違和感があれば、無理に自分で解決しようとせず、早めに専門業者へご相談ください。

私たち「おきなわ水道職人」では、トイレをはじめとした水回りのトラブルに迅速に対応しています。
普段の生活で気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

地域に密着したサービスで、皆さまの快適な暮らしをサポートいたします。

監修者

監修者の写真

主任

和田 大輝

《略歴》

水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。

保有資格:給水装置主任技術者

沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」

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