洗面所の床が水浸しで水漏れが疑われる場合の対処法

水のコラム

洗面所の床が水浸しで水漏れが疑われる場合の対処法

2021年08月25日洗面所のトラブル

洗面所は手洗いに使う蛇口に加え、給湯器や洗濯機など水を扱う設備が集中している場所です。掃除を丁寧にしている家庭でも、設備の老朽化などで思わぬ水漏れに見舞われることがあります。水漏れトラブルは大小さまざまなものがありますが、場合によっては床が水浸しになるほど水が止まらなくなるケースもあるので油断できません。

ここでは、洗面所で水漏れが起きる原因や対処法、洗面所の水漏れトラブルを水道修理業者に依頼する場合の注意点などをまとめました。

洗面所で水漏れが起きる原因

洗面所で水漏れが起きる原因の多くは、蛇口など水回り部品の劣化や破損です。蛇口にはゴムパッキンなど細かい部品もたくさん使われており、これらの部品が緩むことで水がちょろちょろ漏れることは決して珍しいことではありません。

洗濯機のホースや洗面ボウルの排水口など、さまざまな箇所で細かい部品が破損する可能性があります。給湯器につながっている給湯管、排水パイプなどに傷・ヒビが入っている可能性も考えなければなりません。

蛇口だけでなく止水栓をしっかり閉めても水が止まらないという場合、給水管など給水設備のどこかに異常があると考えられます。まずは水漏れの原因がどこか把握し、自力で直せない範囲の水漏れトラブルであれば速やかに専門業者を呼ぶことをおすすめします。

床が水浸しになるほどの水漏れについて

蛇口の部品劣化による水漏れであれば、水漏れトラブルがそう大きな被害になることはありません。水漏れした水も洗面台からあふれることなく排水パイプからを通って排出されますし、修理するまでに余計にかかる水道代も少なく済むでしょう。

しかし床が水浸しになるほどの水漏れは、蛇口の部品など簡単に修理できるトラブルが原因とは考えられません。床材や家財、集合住宅の他世帯にまで被害が及ぶ可能性もあり、こちらはすぐに手当てが必要です。床や壁がダメにならないよう保護しつつ、水道修理業者に連絡して速やかな修理の算段をつけましょう。

水道修理業者に連絡しなければならないケース

洗面所の水漏れで、すぐ水道修理業者を呼んだほうがよいケースをまとめました。一つは水漏れ規模が大きく床もあっという間に水浸しになるようなケースで、こちらは被害の大きさを考えても速やかな対処が必要です。

修理作業そのものも、給排水管の交換など専門スタッフでなければ作業できない可能性が高いでしょう。水漏れの原因が特定できない場合も、すぐ水道修理業者を呼ばなければいけない事例です。蛇口の水漏れと思っていても、実は思わぬ場所で水漏れが発生している可能性があります。

修理作業に自信がない場合や、夜中などですぐ部品の手配が難しい場合も水道修理業者の出番です。水道修理業者の多くは、24時間いつでも起きる可能性がある水道トラブルに対処できるよう年中無休で営業しています。夜間に連絡しても翌朝を待つことなくすぐ自宅を訪問してくれる業者もあるので、夜間の水道トラブルで困った方はお近くの業者を検索してみましょう。

水道修理業者に修理依頼を出す際の注意点

水道修理業者に依頼を出す際、非常に大切なことはどの業者に連絡するかです。水道修理業者は全国規模で展開している大手から少人数で運営している地域密着型の業者まで、非常に数多く存在しています。

また、残念ながら決して技術力が高いとは言えない業者や悪徳業者も少数存在していることも事実です。特に悪徳業者と呼ばれるところに依頼してしまうと、金銭トラブル・契約トラブルに巻き込まれることが少なくありません。

水道修理は素人目線で費用相場やどんな修理が必要かの判断が全くわからないので、どうしてもスタッフの言うことを信用して作業を任せることになってしまいます。そのためお客様第一で誠実に営業している業者を選ばなければ、本当は必要なかった高額な契約を迫られたり相場以上の費用を吹っ掛けられたりする可能性もあるので要注意です。

優良業者・悪徳業者を業者のホームページなどだけで見極めるのは難しいですが、口コミサイトの口コミや実績・電話対応の誠実さなどから優良業者をしっかり見極めましょう。

誠実な業者であれば、修理作業前に診断内容や見積もり・保証内容についてお客様にしっかり説明し納得してもらった上で修理作業に入ります。修理作業後に支払いというステップを踏むと金銭トラブルなどのリスクがあるので、必ず修理作業に入る前に総費用を確認しておきましょう。先に支払いを済ませて領収書を受け取っておくのも、余計な契約トラブル防止につながります。