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水のコラム

台所の詰まりトラブルDIY解決法

2021年05月18日 キッチンのトラブル


シンクからの排水がなかなか減らず溜まり気味になっているなら、排水機構のどこかが詰まっていると考えられます。スムーズに流れ落ちて行かない水を見てしまうと気ばかり焦るでしょうが、正しい知識と対処法を知っていればパニックになることなく手を打てるはずです。初めての経験で原因にすら思い当たらない、万が一のときのために、因果関係と対処法を説明していきます。



詰まりの原因


・冷えた油

揚げ物に限らず日々の調理には食用油が欠かせません。台所では不要な液体がすべて混ざり合って排水口へ流れていきますが「水と油」という成句が相反するもの同士を表すように、油には見落としがちな、それでいて後片付けや掃除において大敵となる特性があります。


高温環境下であれば、ヌメリのある液体として存在しているものの、流水と同化するほどの低温では固形化する性質です。しかも粘性の高い固形物のため、流れていく途中のさまざまな場所にこびり付いてしまいます。


フライパンに残した状態のまま固形化薬剤を投入し、塊にしてからゴミ箱へ捨てるのが回避策として有効ですが、防ぎようのない形で少しずつ流れ出た油が排水管内部で蓄積されていき、やがては詰まりを生じさせるほど肥大化してしまう場合が多くあります。


・洗剤やせっけんのカス

調理後の台所をきれいにするために用いる洗剤や、手洗いで使うせっけんは本来私たちの生活に役立つ存在ですが、家の外まで流れなかった洗剤成分なども、油と同様に排水管の中で固着化する傾向の強い物です。排水口やパイプの中で詰まらせないためには、必要経費と割り切って、少し長めに水を出し続ける事で固体になり得る成分をしっかり流し切る心がけが大切です。


・食材(生ゴミ)

大きな物はネット付きのゴミ受けで止まるはずですが、小さく刻まれた食材のカスはそのまま排水管へ流れ出て行ってしまいます。言うまでもなく固形物ですから、途中で引っかかると詰まりの原因になります。それらを栄養分にして雑菌やカビが増殖し、悪臭を引き起こす可能性も高まるため、ゴミ受けに溜まった食材のカスは放置せず、すぐ水まわりから取り出してゴミ箱へ捨てるようにしましょう。


・洗剤ボトルキャップやスプーン・フォーク類などの固形物

調理で生じる物とは別に、純然たる固形物を排水口に落としてしまえば、当然詰まりにつながります。


・下水の逆流

家屋内ではなく下水道そのものが詰まっていると、排出したい液体が行き場を失い、シンクに溜まったままとなります。


自宅でできる詰まり箇所別の対処法


最後に挙げた下水道のトラブルを専門業者以外が修繕できる可能性は低く、プロへの依頼が必要となりますから、比較的軽微な詰まりといえる排水口付近のトラブル対処法に絞って説明します。


・ゴミ受け、排水トラップ

これらを取り外すだけで水が流れていくなら、目詰まりしていた事が原因です。古くなった歯ブラシやスポンジでこすれば目詰まりは解消されますが、2分の1カップの重曹を撒いた上からクエン酸水溶液1カップを注いで生じる泡へ、さらにお湯1カップを投じて1時間放置した後に作業すれば、ヌメリが取れて以降の手入れとなるため、はかどります。


・排水パイプ内(油分や洗剤成分)

ゴミ受けや排水トラップを外しても水が流れないなら、目視しづらいパイプ内の詰まりを想定して対処します。固着した油や洗剤成分には、先ほどの重曹・クエン酸水溶液・お湯の組み合わせで同様の効果が期待できますから、まずはこの方法を試してみて、時間経過後に排水が流れるか否かを確認しましょう。


・排水パイプ内(プラスチックや金属の固形物)

配管を傷付けずにこれらを溶解させる手段はないため物理的に除去しなければならず、ラバーカップや真空式パイプクリーナー、さらにはワイヤーブラシの出番となります。


ラバーカップの場合は、排水口へ垂直に立ててゴム部が浸かりきる程度までシンクに水を溜め、圧力を加える「押す・引く」の動作を何度か繰り返す事で、引っかかっている物体が外れ、急に排水が流れ始めるかもしれません。


真空式パイプクリーナーは見た目こそ異なりますが、原理はラバーカップと同じ物で、より簡便に排水パイプ内部への圧力を生じさせる道具です。空気や水の圧力では動じない障害物には、ワイヤーブラシを実際の詰まり箇所まで届かせ、力ずくで排除する方法も残されています。


解決しない場合


日ごろからピーピースルーなどのパイプ洗浄剤で詰まり予防策を講じておく事が肝要ですが、それでも詰まりが生じてしまったなら、今回の内容を参考に対処してみてください。この通りに作業しても解決に至らないなら、より大規模な詰まり、下水道のトラブルが原因かもしれません。被害の拡大を止めるためには専門の用具・知識・技術を持ったプロへの依頼が、日常生活の質を落とさないで済む最善の手立てとなってきます。


おきなわ水道職人は那覇市、沖縄市、浦添市、宜野湾市など沖縄本土全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでの詰まりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽におきなわ水道職人にお問い合わせください。



監修者

監修者の写真

主任

和田 大輝

《略歴》

水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。

保有資格:給水装置主任技術者

沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」

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