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水のコラム

排水口に物を落としてしまったときの対処法

2023年03月16日 水道のトラブル


排水口付近で物を扱う際、気をつけていても、「うっかり落としてしまった」という方は多いです。


実は、「小物を排水口に落とす」ことは少なくありません。
しかし、排水口に物をおとしたままにしてしまうと、排水管が詰まったり破損したりする原因になります。


今回は、排水口に物を落としてしまったときの対処法方を解説します。
排水管を分解する手順や物を取り出すときに気を付けるポイントも解説するので参考にしてみてください。



排水口に物を落としたら行うこと


排水口に物を落としてしまった際、焦って何もできない人が多いです。しかし、物を落とした直後であれば、取り出せる可能性があります。


排水口に物を落とした場合、すぐに行動を起こすことが大切です。以下で、排水口に物を落とした際に行うことを解説します。


蛇口をしめる
排水口に物を落としたら、焦らまずは水を止めてください。落とした物を取り出すには、少しでも排水管の方へ流れていくのを防ぐことがポイントです。


水を流したままにすると、落とした物が排水管の奥の方に流れるのを止められません。排水管や排水トラップの部分で止まれば取り出すことができますが、下水まで流れてしまうと落とした物を諦めることになります。


落とした物が排水管の奥へ流れてしまうことを防ぐために、できるだけ早く水を止めるのがポイントです


落ちた場所の確認
排水口に落とした物が「排水口のどの位置にあるのか」を確認しましょう。
落ちた物を確認する前に取り出そうと行動すると、さらに奥へと落ちてしまう可能性があります。


むやみに排水口に指や細長い物を入れるのではなく、排水口を覗き込み目で確認できる位置に落ちた物があるのかどうかの確認を行うのがポイントです。
落ちた場所の確認をする際は、懐中電灯やスマートフォンのライトなどで排水口を照らすと良いでしょう。


手で取り出す
落ちた物が手や指で取り出せる位置にある場合は、取り出しましょう。幸いにも物を落とした位置が排水口の手前である場合、手や指で取り出すことができます。


取り出す際は、落とした物をさらに落下させてしまわないよう慎重に作業してください。軍手やゴム手袋を着用して取り出すと、落とした物が掴みやすいのでおすすめです。


また、排水口が汚れている場合もあるため軍手やゴム手袋の着用は衛生面も安心できます。


細長い物を使って取り出す
排水口に落とした物が、手や指では届かない位置にある場合は細長い物をつかって取り出しましょう。細いドライバーや割り箸などを使うと、簡単に落とした物を取り出せます。


ドライバーを使用する場合は、配管に傷をつけないように気をつけて作業を行うのがポイントです。排水口の中に傷をつけてしまうと破損の原因となるので注意しましょう。


排水管を分解して取り出す
落とした物の位置が、ドライバーや割り箸などの細長い物でも届かない場合は排水管を分解して取り出しましょう。


細長いものが届かない位置というのは、目で確認できる位置でありません。落とした物が目に見えないので、諦めてしまう方が多いです。


しかし、落とした物が見えない場合は排水トラップに引っかかっている可能性があります。落とした物が目で確認できないからといって諦めず、排水管を分解して取り出してみてください。


排水管の分解方法


前述した通り、排水管の分解は可能です。
しかし、分解の手順を間違えたり無理な分解をしたりすると、破損や水漏れの恐れがあるので注意しましょう。


排水管を分解する手順を以下で解説します。


道具を用意する
排水管の分解をする前に道具を準備しましょう。
以下の道具があるとスムーズに分解作業を行えます。


・ゴム手袋や軍手
・バケツ(大きめのボウルでも可)
・雑巾または新聞紙
・ドライバーやモンキーレンチなど


ドライバーやモンキーレンチが自宅にない場合は、ホームセンターで購入が可能です。
排水管の固定部分が、樹脂製である場合手で回して分解ができます。


排水管の周りに置いてある物は移動させ、雑巾や新聞紙を床に敷いておきましょう。雑巾や新聞紙を敷いておくと、万が一排水パイプに残っている水がこぼれても床が水浸しになるのを防げます。


排水パイプの汚れや汚水を入れるバケツやボウルは、手の届くところに置いておきましょう。


止水栓を締める
排水管を分解する最初の手順は、止水栓を閉めることです。止水栓を閉める際は、しっかりと閉まっているかを必ず確認しましょう。


ネジやナットを緩める
排水管の接続部分にあるネジやナットを緩めましょう。ドライバーや手を使って、ネジやナットを緩めたら排水管から排水パイプを抜きます。排水パイプを抜く際は、水漏れに注意してください。


汚水を容器に受ける
排水パイプを引き抜き、排水パイプ内の汚水を用意したバケツやボウルに受けます。


バケツやボウルに受けた汚水の中に落とした物がないかを確認しましょう。排水トラップのカーブ部分に落とした物が引っかかっている場合もあるので、排水パイプとトラップの中身も確認するのがポイントです。


排水口に物を落としてしまったときに注意すること


排水口に物を落としてしまったときは、注意する点がいくつかあります。物を取り出す際に気を付けることや、物を取り出すまでに気を付けることを以下で解説します。


先が尖ったものは避ける
道具を使って物を取り出す際、先が尖った物の使用は避けましょう。先が尖った物を使うと、配管や排水口に傷をつけてしまう場合があります。


排水管や排水口に傷をつけてしまうと、破損に繋がるので排水管が傷つきにくい道具を使うのがポイントです。


排水管の破損は、水漏れに繋がり自宅の浸水や近隣住民への被害が出てしまう可能性があります。二次災害を防ぐためにも、無理な対処は避けましょう。


掃除機は使わない
排水口に物が落ちた際に、掃除機の使用は避けましょう。落とした物が、目に見える場所にあった場合でも、掃除機を使用してはいけません。


排水口は、水が通る道です。水分や水分を含むゴミなどを掃除機で吸い込むと、掃除機の故障やショートによる発火に繋がるので大変危険な行為です。


水道を使うのを避ける
排水口へ落とした物を業者へ依頼したり排水管の分解をしたりするなど、すぐに落とした物を取り出せない場合も少なくありません。


物を取り出す前に水を流してしまうと、落とした物が奥に流れてしまい取り出しにくくなる可能性があります。落とした物をすぐに取り出せない場合は、水道を使うのを避けましょう。


物を落とさないための工夫


排水口の近くで、アクセサリーやヘアピンなどの小物を扱う際に注意をしていても、落としてしまうケースは少なくありません。
しかし、排水口に落としやすい小物を扱う際にひと工夫を加えることで、物を落としにくくなります。以下で物を落とさないための工夫の一例をご紹介します。


排水口に栓をする
排水口に線をすると、万が一手元から小物が落ちても排水口に落ちてしまうのを防げます。物を落としても、栓をした排水口の手前で止まるので、焦ることがないのもポイントです。排水口の近くで小物を扱う際は、栓をするのを癖つけると良いでしょう。


目の細かい排水口カバーに取り替える
排水口カバーを目の細かいものに取り替えるのもおすすめです。備え付けの排水口カバーは目の荒い物がほとんどで、ピアスやヘアピンなどが引っかかりにくいです。


しかし、目の細かい排水口カバーに取り替えるとピアスやヘアピンといった小さな物が引っかかるので、排水口に落ちてしまうのを防げます。


排水口カバーは100円ショップや通販サイトなどでも購入できるので、検討してみてください。


まとめ


排水口に物を落としたときに水を止めたり落とした物の位置を確認したりするなど、順を追って対処すれば取り出せる可能せる可能性があります。


また、排水管を分解して取り出すことも可能です。排水管の分解は、手順に沿って丁寧に行いましょう。無理な分解は、排水管の破損に繋がるので注意してください。


排水口に物を落とした直後であれば自力で取り出すことは可能です。しかし、どうしても自力では解決できないと判断した場合は、専門業者への連絡も検討してみてください。



監修者

監修者の写真

主任

和田 大輝

《略歴》

水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。

保有資格:給水装置主任技術者

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