水のコラム
「新型コロナウイルスを予防するための、自宅でできる対策とは」
2020年12月31日
ウイルス感染予防

2020年は、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るいました。
そんな中、日本では史上初めてとなる緊急事態宣言も出され、人々の暮らしは一変することになりました。宣言解除後も外出時はマスク着用、こまめなアルコール消毒は必須となり、日本人の意識も相当変わったでしょう。外出時だけでなく、家庭内で感染を拡げないためには、自宅内でもコロナ対策が欠かせません。
今回は、自宅でできるコロナ対策について、具体的に解説します。
新型コロナウイルスの特徴
新型コロナウイルス感染症は、人のくしゃみやせき、鼻水、そして便にウイルスが潜んでいます。ウイルスが手を介して口や鼻などの粘膜から入り込み、鼻の奥の上咽頭で増殖して、やがて感染していきます。そして感染した人が、またせきやくしゃみなどで周囲の人に拡げていきます。飛沫感染がメインとなるため、マスク着用は有効です。これは自分の身を守るという意味よりも、もし自分が感染者だった場合、飛沫を防ぐという意味合いの方が大きいです。
そして基本的には手を介してウイルスが体内に入り込むため、食事前にはアルコール消毒することが最も大切です。また帰宅後は、うがい手洗いをしっかりと行い、外から持ち込んでいるかもしれない菌を洗い流すことが重要です。
ウイルスに感染すると、発熱や鼻水、のどの痛み、そして咳や下痢など、一般的な風邪やインフルエンザとほぼ同じような症状が出ます。それに加え、息苦しさと強い倦怠感が現れるのが、コロナウィルスの特徴です。多くの人は軽症であり、中にはウイルスに感染しても症状が出ない人もいます。
ただ2割程度は重症化すると言われており、特に基礎疾患がある人、高齢者の方は注意が必要です。場合によっては死亡に至るケースもあります。
コロナウイルスの消毒・除菌に有効な方法
コロナウイルスの消毒・除菌するのに有効な方法はいくつかあります。ここからは、それらをいくつか紹介しましょう。
・水道水と石鹸
水道水と石鹸は有効です。これは手洗いだけではなく、モノに対しての除菌や消毒にも効果があります。手洗いは、必ず石鹸やハンドソープを使って、30秒ほどを目安に丁寧に洗ってください。
また、表面活性剤が含まれている石鹸は、より効果が高いという研究結果もあります。石鹸やハンドソープを購入する際に、成分にも注目して商品を選ぶとよいでしょう。
・アルコール消毒液
アルコール消毒液は、モノにも手指にも有効です。
アルコールはウイルスの膜を壊すことにより、無毒化することができます。濃度は70%以上~95%以下のエタノールが理想ではありますが、濃度60%台でも一定の有効性があります。70%台の商品が入手負荷の場合は、60%台のもので代用しましょう。
・次亜塩素酸ナトリウム水溶液
次亜塩素酸ナトリウム水溶液も、効果があります。
ただ、これはあくまでモノに対してのみ利用してください。手指の消毒に利用すると、肌を痛めてしまう可能性が高いため注意が必要です。
作り方は簡単で、水500mlに対して、塩素系漂白剤を5m程度混ぜるだけです。スプレーしたり、ペットボトルなどに入れて、そこから布にしみこませて除菌するなどの方法があります。
自宅内の環境を清潔にする
コロナウイルスを家庭内に蔓延させないためには、自宅内の環境を清潔にすることが大切です。家族の人は、帰宅したらまずはうがい手洗いを行い、ウイルスを洗い流します。そして、窓を定期的に開けて換気をし、部屋のウイルス量を下げることも重要です。日中は2時間に一度、5~10分程度開けておくとよいでしょう。
また、手でよく触れるところは、定期的に消毒が必要です。ドアノブ、スイッチ、テーブルとイスなどが該当します。
そして気をつけたいのがトイレです。コロナウイルスは感染者の便からも検出されたという報告がありますので、トイレ内で感染するリスクも高いです。便器と便座だけではなく、フタ、ウォシュレットのスイッチ、レバーなども定期的に消毒しましょう。
汚水が壁などにも飛び散っている可能性がありますので、壁や床も綺麗にしてください。
掃除をする時は、極力手袋をした方が安全です。COVID-19は、手から口や鼻に入り込みますので、まずは手にウイルスを付けないことを意識することが大切です。
また、ゴミはためないようにしてください。使用したマスクやアルコール除菌シート、ティッシュなどは、ビニール袋に入れて、しっかりと密閉してからすぐに捨てるようにします。
家庭内の人がよく触るところをマメに綺麗にすることを心掛けることも大切ですが、感染予防にはやはり人の意識が大切です。
こまめにアルコール消毒をする、相手に飛沫をしないようにマスクをするなど、周囲へ配慮した予防策を常に意識しましょう。
まとめ
おきなわ水道職人は、那覇市、宜野湾市、糸満市、などを中心に水回りのトラブル解決するために活動しています。コロナ対策として、お風呂やトイレを新しくリフォームしたいといった相談も受付しています。何かお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
監修者

主任
和田 大輝
《略歴》
水道メンテナンスの第一線で活躍する和田大輝は、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者です。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは、給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等にについて解説しています。
保有資格:給水装置主任技術者
沖縄のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「おきなわ水道職人(沖縄水道職人)」
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